貯金がうまくできないと悩んでる人や、社会人になったもののお金の流れがよくわかってないと思う人はたくさんいると思います。
中には、
「どうして学校でお金の勉強をしてくれなかったんだ!」
「学生のときにもっとお金のしくみや考え方への理解を深めたかった!」
と思っている人もいるかもしれません。
最近は英語やプログラミングの授業の必須化が進んでいますが、それらのスキルと同じくらい大切ですよね。
ではなぜ日本ではお金の勉強が進まないのでしょうか。
理由はたくさんありますが、ここであげる主な理由は以下の通りです。
①国はお金の勉強をしてほしくないから
②昔から日本ではお金についてとやかく話すのはよくないと考えているから
順番に解説していきます。
日本ではお金の勉強が進まない2つの理由
①国はお金の勉強をしてほしくないから
国がお金の勉強をしてほしくないというのはどういうことでしょうか?
国がお金を借りたい時は、私達がお金を預けている銀行から借ります。
つまり、銀行で借りるお金がしっかり確保できるよう国民に貯金をしてもらって、投資は危険なもの だと言っていたわけです。
何も考えずに貯金してくれたほうが都合良かったんやな
②古くから日本ではお金についてとやかく話すのはよくないと考えているから
武士がいた時代までさかのぼりますが、「武士は食わねど高楊枝」という言葉にもある通り、武士は「どれだけ貧しくても心は豊かです」というスタンスを取っていました。
そのスタンスは広く国民にも広がり、日本では長い間お金儲けって何かいやしい。うさんくさい。といって避ける人が多かったようです。(もちろん昔から投資で活躍できる人は一定数いました)
まとめ:お金の勉強はどんどんしていこう
日本でお金の勉強が進まない理由を見ていきました。
どうやら国の方針と日本人の昔からの考え方が関わっているようですね。
しかしだからといって学ぼうとすることは止めてはいけません。
これからずっと関わっていくお金について正しい知識を身に着けて、より豊かな人生を送れることができるようコツコツ学んでいきましょう!
年代ごとにお金についてわかりやすく学べる金融庁のサイトがありますので、見てみてください。
行政機関が運営するサイトなのでとても安心です。
●小学生向け :https://www.fsa.go.jp/teach/shougakusei.html ●中学生・高校生向け :https://www.fsa.go.jp/teach/chuukousei.html ●社会人向け :https://www.fsa.go.jp/teach/syakaijin.html