最近FIREという言葉を聞くようになった方も多くいるのではないでしょうか?
本屋でもFIRE関連の方が少しずつ増えてきたような印象です。
でも言葉は目にするようになったものの、具体的にどういうことか分からないですよね。
今回は、
・FIREってなに? ・FIREする前の生活は?どうやってお金貯めたの? ・FIREした後の生活がどんな感じか気になる!
という疑問にお答えしていこうと思います。
FIREってなに?
まずFIREとはFinancial Independence Retire Early : 経済的自立、早期リタイアという略語です。
今までのリタイアというと、60歳に迎える定年退職だったり、年収何千万円の超エリートががむしゃらに働いて、定年になる前の40代や50代に一線から引いて、別荘で余生を過ごすようなイメージでした。
ですが、このFIREはもっと若くから、なんなら20代や30代から(早期から)リタイアする人のことを指します。
特に何歳までのリタイアをFIREと呼ぶというといった年齢の制限はありませんが、今までのリタイアの考え方より若い世代が達成するリタイアを指すことが多いようです。
また、リタイア後に必要な金額は人それぞれなので、いくら資産があればFIREだ!といった定義もありません。
その人が経済的に自由になったといえば、それがFIREなんやな
FIREする前の生活は?どうやってお金貯めたの?
まずFIREした人で有名人でいえば、お笑い芸人兼IT会社役員の厚切りジェイソンさん(2021年5月現在で35歳)が30歳でFIREしたと言われています。
では、彼はどのようにFIREを達成したのでしょうか?大きく分けて「稼ぐ」「投資」「節約」を徹底して行われたようです。
まず「稼ぐ」ですが、経歴が旭化成→GEヘルスケア(アメリカの超大企業)→IT企業役員といういかにも高年収な経歴なので、たくさん稼いでこられたことがうかがえます。
そして「投資」ですが、稼いだお金の9割を全て投資信託に回していたそうです。
でも残りの1割で生活できるのでしょうか?
「節約」については、かなり徹底されていて、
- 自動販売機を利用しない
- 業務用スーパーを利用する
- 外食は控える
といった感じで節制した生活されているようです。
一見日本だとケチと言われそうな生活ですが、他の国でFIREした人も質素な生活で生活費を抑えて、その分どんどん投資に回していくスタイルが多い印象です。
ですので、「稼ぐ」「投資」「節約」のバランスを保つことがFIREのために必要が要素でということですね。
FIREした後の生活はどんな感じ?
では、FIREを達成した後の生活はどのようなものでしょうか?
綺麗なビーチで波音をBGMにしてジュースを飲みながら本を読んでいるイメージやな
もちろんそういう人もいると思いますが、早期リタイアした人は会社を辞めて自由になった人も質素な生活をほそぼそと送っている人が多いです。
これは早期でリタイアしたからかもしれませんが、今後何十年も経済的に自由になることを望んでいるからだと思います。
あとは、FIREを達成する前に質素な生活を続けていく中で、その生活以上を望む必要がないという考えに至った人もいるかもしれませんね。
仕事に関しては、投資一本で生活する人もいれば、働くことが恋しくなって再び働きだす人もいるようです。
いずれにせよその仕事は稼ぐことは目的ではない、本当に自分がやりたい仕事をしているはずです。
まとめ:FIREにも色んな形がある
今回は厚切りジェイソンさんを例にあげましたが、彼以外にも世界中でFIREが流行っていて、色んな方法でFIREを達成し、達成した後の生活も十人十色です。
ただ、共通していることは「お金を稼ぐために会社に行く」人はいないということです。
FIREが経済的自立という意味であるように、FIREは仕事にせよ生活にせよ自分がこうしたいという思いを最大限に優先できることなんだなと感じています。